新番組が続々スタート!
クイズ番組徹底ガイド

写真提供:テレビ朝日

クイズ王、田中健一に聞く!
クイズの勝ち方、クイズ番組の作られ方

クイズ作家のギャラは?

金額は言えませんが(笑)、オンエアごとに1本でいくらという支払いになっています。作成したクイズの数ではなく、結果としてオンエアされた本数なので、たとえば野球で放送がなくなったりすると、その分ギャラは減るんです(笑)。

季節によって野球やスポーツ特番などスペシャルが多い時期がありますよね。そういう時期は、報われないことがままあります。逆に人気がある番組は、レギュラー放送に加えて、その番組の特番が増えていくのでうれしいですね。

田中健一

ちなみに去年は、テレビやゲーム、ウェブサイトなどのクイズを合わせて、1年で2万問くらいのクイズを作りました。1日平均すると、50~60問、毎日12時間くらいはクイズを作っています。あまりに数が多いので、自分で作った問題でも、答えを忘れていて解答できないものもあったりするんですけど。

データベースもパソコンで作っていて、『クイズ!ヘキサゴンII』の過去問題や、『パネルクイズアタック25』の10年分くらいのデータ、そのほかの番組のクイズなどのデータを整理して持っています。さすがに、この頃忙しくて整理できなくなりましたけど・・・。

クイズ王からのミニ知識

●オススメクイズ番組

僕自身がクイズ製作に関わっている番組ですが『クイズ!ヘキサゴンII』は、視聴者として見ていてもおもしろいですね。予想もできない解答が出るので笑ってしまいます。

クイズそのものが凄いというのでは『クイズ雑学王』に注目しています。この番組は、以前、少し関わったこともあるのですが、プロデューサーも雑学にやたらと詳しい人なので問題のチェックが厳しいんですよ。それだけに、放送される雑学の広さ、見せ方などとてもよく作られていると感心します。

●クイズの作り方

まず「答え」となる単語を頭に思い浮かべて、その答えを導きだす問題を作っていきます。そうすれば、問題文のバリエーションを作ることもできるので広がりやすいんですね。その時に、いろんな文献を調べて問題を作るわけですが、となりのページに問題になりそうなおもしろい話を見つけて・・・っていうこともありますね。それをネタ帳にどんどん書いていって、最終的にそのなかから、いいものを選んで正式にクイズの形にしています。


田中健一PROFILE

田中健一
1970年、大阪府大阪市生まれ。東京大学法学部第一類(私法コース)卒業。『カルトQ/犬』準優勝、『第16回アメリカ横断ウルトラクイズ』『TVチャンピオン』『クイズ王最強決定戦~THE OPEN~#1~4』優勝。2000年よりクイズ作家として活躍。『クイズ!ヘキサゴンII』、『タイムショック21』、『2007年度検定』などクイズ作家として担当する番組多数。