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注目選手
北島康介【日本・競泳男子平泳ぎ】
‘4輪駆動’の進化した泳ぎに期待!

競泳ニッポンのエースが北島康介。前回アテネ大会では男子100、200メートル平泳ぎの2冠に輝いた。その泳ぎと‘チョー気持ちいい!’の名ゼリフは、今も人々の目と耳に残っているだろう。アテネ後はやや低迷した時期もあったが、今年6月のジャパンオープン100メートルで日本新記録、200メートルでは従来の記録を1秒近くも縮める驚異的な世界新記録をマークした。
もちろん、着用した高速水着‘レーザーレーサー(LR)’の力もあったのだろうが、新記録を可能にした最大の原動力は、両腕だった。従来よりも、水をかき込む両手の幅を広げ、腕全体の動きを大きくした。上半身の筋力強化が実り、キックで伸びて進む泳ぎから、手でも力強く水をとらえる、‘4輪駆動’の泳ぎへ進化したのだ。
長年競い合ってきたブレンダン・ハンセン(アメリカ)は、国内選考会の100メートルで優勝したものの、200メートルでは出場権を逃した。北島と同じくLRを着用しながら、力み過ぎて失速。精神的なモロさを見せた。北島が以前から口にしていたように「泳ぐのは水着でなく人間」なのだ。ライバル不在で北島の200メートル連覇は濃厚、連続2冠の可能性も高い。偉業を達成したとき、どんな名ゼリフを聞かせてくれるのだろう。
競技名 【競泳】
男女計34種目が行われる競泳は今季、イギリス・スピード社の‘高速水着’レーザー・レーサー(LR)が話題を独占した。着用した選手が軒並み好記録を連発したことで性能が証明され、北京では世界中の有力選手がLRを着るだろう。つまり条件は同じ。純粋な実力を競う大会になったとも言える。前回アテネ大会の男子100、200メートル平泳ぎ2冠の北島康介は、6月のジャパンオープン100メートルで日本新、200メートルで世界新記録をマーク。手の‘かき’を幅広くすることで、さらに推進力を強化した。しかも最強のライバル、05年世界選手権2冠のブレンダン・ハンセン(アメリカ)は、200メートルの出場権を逃した。北島の200メートル連覇は濃厚、連続2冠も射程圏内だ。
ほかに期待されている日本人選手は、アテネ大会の女子800メートル自由形金メダリストの柴田亜衣、女子背泳ぎの中村礼子、男子背泳ぎの森田智己、入江陵介ら。外国勢ではアテネで200、400メートル個人メドレーなど6冠に輝いたマイケル・フェルプス(アメリカ)に注目。今大会では8冠に挑む予定で、達成できれば1大会最多金メダル獲得記録を更新、通算でも最多金メダルホルダーになる。五輪史に残る偉業なるか、目が離せない。

