大人の友情

内田さんへ直撃インタビュー!(2)

彼女は‘私の鏡’なんだと思う・・・

内田恭子

――内田さんにとって一番長い友達は?

中学の頃からの友人で、不思議な縁の女性がいるんです。お互いにアメリカに住んでいてそこで出会ったんですが、その頃からものすごく仲が良かったんですね。さらに、日本に帰ってきてからは大学も一緒で、なんと就職先も一緒! 彼女はまだフジテレビにいるんですけど、以前は、彼女はディレクターで私がキャスターとして同じ番組をやっていうこともあったんですよ。彼女とはもう完全に“家族’なので、数日会っていないと大変なことになるくらいの仲なんです。

――その大親友とは性格的には似ているのですか?

彼女はものすごくしっかりしていて、頭の切れがめちゃくちゃ早い。あ、もちろん私の方がしっかりしているときもあるんですよ(笑)。人のことに対するときは彼女はとってもしっかりしているんですけど、反対に自分のことになるとなかなか自分で決められなかったり。例えば些細なことでは、一緒にご飯を食べに行くとお店を決めるのはたいがい私なんですよ。「何食べたい?」って言っても「何でもいい。決められない」っていう子で。また、自分の恋愛のことでも、なかなか自分では決められなかったり。仕事では何でもきっちり決められるんですけれどね。人って色々な面があると思うんですけど、そういうことに関してはものすごく繊細な子なんです。私が抜けている部分は全部補ってくれたりするので、ちょうど良いバランスなのかもしれませんね。

――長い付き合いの中で何かをきっかけに友情の質が変わったなと感じることはありましたか?

変わったと感じることは、あまりないですね。彼女とは小さい頃から知っていて、お互いに成長しているわけだし。彼女を見てすごく思うのが、彼女自身が‘私の鏡’なんだということ。彼女があまり輝いていないときは、私も元気がないときだったりするんです。彼女を見て自分を思い直す、自分についても色々考えさせてくれる存在なんです。やっぱりお互いそれぞれの人生を歩んできているんですけど、10代から30代までずっと一緒で、年の取り方も同じなので、そのとき感じることや考え方が変わっていくのも一緒だったりするんですよね。だから、プライベートでもお互いにハッピーなときとそうじゃないときのバイオリズムがなんとなく似ていたりするんです。彼女はシングルなんですけど、私が結婚してからも特に変化があるかというと、そんなにはないですね。

――旦那さんを交えて遊ぶこともあるんですか?

しょっちゅうですね。お互いに彼ができたときも、もちろん紹介は必須。それこそ家族に会わせるみたいな感じで。彼女に「あの人やめときなよ」みたいに言われること? ありました。それでケンカしたこともありましたし(笑)。でも、たとえば両親の言うことってそのときは「何でそんなこと言うんだろう」って思っても、時間が経つと「やっぱり正しかったんだな」って思うことってあるじゃないですか。それと同じで「ああ、彼女の言っていたことは正しかったんだ」って。そのときは彼に気持ちが行っているわけですから、友人の助言で「じゃあ彼とは別れようかな」とは思わないし「分かってないなあ」と思うくらいなんですけど、結果的には「そうだったかも」と。