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デビュー17年目、5回目の東京進出でついにブレイクしたTKOにインタビュー。東京初進出時の失敗や、初めて語る今回のブレイクへ至る道のりなど、お笑いファン必見のインタビュー。

その1:カッコつけすぎて失敗?
―― 芸人になられたキッカケは?
木下:もともとお笑いが好きで、中学2年のときに今の相方とは違う相手と遊びでコンビを組んでいたんです。それで高校卒業したら吉本に行こうって話していて。でも、いざ高校を卒業したら、その相方が「俺、フィリピンに行くわ!」って言い出して。それで解散することになったんです。そんなときに、友だちだった木本が「松竹芸能、即戦力求む!」って書いてある新聞を持ってきまして。それで「松竹いかへんか?」って話に・・・。
木本:「でもお笑いゆうたら吉本やろ」って会議したんですけど、「松竹芸能やったら、層が薄いから一気にゴボウ抜きできるなぁ」って勝手に思って(笑)。そんなこすい考えで松竹芸能に入りました。それが今から17年前、1991年です。全然、ゴボウ抜きできなかったんですけど・・・。
―― デビューして、すぐに人気が出たんですか?
木下:すぐですね。勝ち抜き番組を勝ち抜いて。どこ行ってもキャーキャー言われるようになって。そのときに、1回目の東京進出の話が来ました。その頃、同じタイミングで東京に出たのが、先輩ですけど、ナインティナインさん、よゐこさんです。『めちゃイケ』メンバーですね。残念ながら、僕らは、カッコつけすぎてすぐ大阪に戻されたんです。
―― カッコつけすぎとは?
木下:その頃は、笑いというよりもルックスやったりファッションやったりって方向で・・・。だから、本当だったら男性の客をつけなきゃいけない時期に、女性の客ばかり見ていて。それが敗因だと思います。
木本:大阪は、芸人の中でジャンルが分かれるんです。アイドルタイプだったり、お笑い臭いタイプだったり。でも東京に来たら、ちゃんとしたアイドルがいて俳優がいて。本当にカッコいい人たちがいっぱいいる。僕らはそれがわからなかったんです。そんなだから、ネタのおもしろさも上位じゃなかったんですよね。
―― それに気づいたのはいつ頃ですか?
木本:東京進出に失敗して大阪に戻ってからですね。2人で帰って話し合って。やっぱりネタで負けたんやと。それで、これじゃダメだと。もう1回頑張ってネタを作ろうと。

