愛讐のロメラ
9月29日(月)スタート フジテレビ系 毎週月~金曜 後1:30~2:00
【出演者】 いとうあいこ/相葉健次/渋江譲二/龍弥/いしのようこ/うじきつよしほか
憎しみ、恨み。心の闇を抜けて愛をたどる巡礼の旅
「愛讐のロメラ」の‘ロメラ’とはスペインで歌われる曲の一種で、‘巡礼者’を意味する。ヒロインは自らの愛を全うするために、あえて憎まれ、そして恨まれる生き方を選んでいく、まさに愛の巡礼者。どんな苦境にも決して逃げ出さないヒロインの生きざまは、自らの愛を貫く過酷な巡礼の旅そのものだ。人は‘憎しみ’や‘恨み’という心の闇を抜け出して、再び‘愛’にたどりつけるのか・・・。真実の愛の姿を問いかける。
ストーリー
昭和59年。父を事故で亡くし、母・千尋(立原麻衣)も家出をしてしまった珠希は幼い弟・亮太を抱え、日々の生活に苦しんでいた。そんなある日、母の訃報が入る。駆けつけた病院で自殺という驚愕の事実を知らされる。打ちひしがれた珠希に、病院長の息子・恭介が声をかける。そのやさしさに心惹かれるが、ほのかな恋心は一瞬にして消える。自殺した母・千尋と、病院長である恭介の父・加賀見英夫(名高達男)が不倫関係にあり、千尋は成就できない愛に疲れ果て死を選択したのだった。珠希は英夫を憎み、恭介のやさしさをも拒絶するようになる。この憎しみが新たな憎しみを生み、さらに恨みへと姿を変えていき、2人を波乱の渦へと巻き込んでいく。
キャストプロフィール
■七瀬珠希(いとうあいこ/増山加弥乃)
生まれてすぐ母と別れ、父と2人暮らしだった珠希。やがて再婚した父はその連れ子の亮太をかばって事故死。しかし、その後も実の娘のように育ててくれた養母・千尋(立原麻衣)に心から感謝し、恩に報いるためにも亮太を守りたいと心に誓うが・・・。
■加賀見恭介(相葉健次/染谷将太)
加賀見病院の御曹司。真面目で責任感が強く、やさしい性格。父親の強引なやり方に納得できないが、将来は医者を目指す。小さな頃から大好きな叔父・謙治の住む山梨に遊びに行く。
■小暮 悟(渋江譲二/布川隼汰)
謙治とその愛人・小暮恵(北原佐和子)との間に生まれたが謙治は認知していない。現在は、診療所所長の息子として何不自由のない生活を送っている。自由奔放で無邪気な性格。真面目で頼りになる恭介に憧れに似た思いを。
■七瀬亮太(龍弥/宇佐見魁人)
血のつながっていない珠希の弟だが、実は英夫の息子。しかし、本人は実の父親を知らないで育ち、珠希を実姉と思っている。持ち前の明るさとひょうきんさで貧しさをも元気で乗り切ろうとするが、白血病を発病。
■加賀見映子(いしのようこ)
恭介の母。裕福な家に生まれ育ち、恋人の謙治を捨てて英夫と結婚、若くして院長夫人に。英夫は威圧的だが、そんな毎日でも確かな幸せを感じていて、耐え忍ぶことでその幸せは継続すると信じている。
■加賀見謙治(うじきつよし)
加賀見病院の山梨診療所所長。加賀見家の愛人の子として生まれ育ち、正妻の子である兄・英夫にコンプレックスを抱く。医学生時代、恋人・映子を兄に奪われて失恋。その後、追いやられるようにして行った山梨で、地域医療に献身。
記者会見リポート
愛と復讐の間で揺れ動くヒロインの壮絶な人生を描く
母親を亡くしたヒロインは懸命に生きていこうとするが、初恋の相手が母親の自殺の原因となった不倫相手の息子と知り、恋心を捨て病院長を憎むようになる。この憎しみが新たな憎しみを生み、さらに恨みへと姿を変えていく。そんな愛と復讐の間で揺れ動くヒロインの人生を描く。

高村幹プロデューサーは「今回のドラマは、いつも愛憎だけでは事足らず、人のもっとダークな部分、負の感情を極めたいと思い、あえて‘愛讐’という造語をタイトルにしました。愛憎は表裏一体、どんなに憎んだとしても、元々そこには愛がある。愛の反対は、僕は復讐心だと思いました」と企画を説明した。
七瀬珠希役のいとうあいこは「すごい濃い人間関係と、珠希に起こる壮絶な出来事に驚くばかりで、先が楽しみだなという思いがあります。今回の珠希は今までにないような役・・・強くたくましく、それでいてたまに見せる弱さがある、そんな女性を思いっきり演じられたらなと思います」と意気込みを語った。
珠希の最愛の人となる加賀見恭介役の相葉健次は「今回の役は自分とは性格が違うけれど、理想的な人物像で演じ甲斐のある役だと思いました。この作品で愛と憎しみの中で、加賀見恭介はいろいろな気持ちを持って珠希やそのほかの家族に接するんですが、その気持ちを丁寧に伝えられたらと思います」と挨拶。
加賀見家の次男・悟を演じる渋江譲二は「今回台本を読んで思ったのが、血縁関係がとても複雑になっていて一度読んだだけでは理解しきれなくて。‘結局、自分は誰の子だっけ?’という状態になってしまうほど印象的でした。そういうドラマですので、ちょっと気持ちが沈みながら演じてしまうことがあるかもしれないので、現場では楽しくやっていけたらなと思います。‘愛讐のロメラ’を‘愛ロメ’と親しみを込めて呼んでいただけるようなすばらしい作品になっていけばと思っています」とPR。
七瀬亮太役の龍弥は「ドロドロしたり、いろんな憎しみが絡まっている・・・そういうものが実は美しいんじゃないかなと台本を読んで感じました。純粋に愛すること、純粋に憎むこと、それがみなさんに伝わるような芝居をしたいなと思っています」。血のつながっていない珠希の弟という役どころだ。
恭介の母・加賀見映子役のいしのようこは「今回のドラマに‘破壊と再生’というものを私は強く感じています。負の部分から生まれてくるものが‘破壊’、そこからもがいて人が生きていく力、それを‘再生’と私は感じております。この破壊から再生というものの屋台骨になれたらいいなと思っています」。
また、ドラマスタート後のおよそ2週間、番組の顔となる増山加弥乃と染谷将太の2人と、杏さゆりが会見場に登場。
珠希の少女期を演じる増山加弥乃は「見ている方に何か伝わればいいなと思って頑張ってきました」。
恭介の少年期を演じる染谷将太は「15歳なのにこんなにも困難な状況に置かれた役でものすごく悩んだんですけど、いろいろ考えて自分なりに頑張りました」と挨拶。
そして、のちに恭介を愛する三枝歩美役の杏さゆりは「恭介と珠希の間を嫉妬心から切り裂こうとしていく女心を演じていくんですが、今までの人生で私が溜め込んできた嫉妬心を、珠希を演じるいとうあいこさんに思いっきりぶつけて楽しんで演じていきたいと思っています」と語った。
そのほか、うじきつよしが昼ドラ初挑戦。加賀見家の愛人の子どもとして育ち、正妻の子である恭介の父・英夫(名高達男)にコンプレックスを抱く男・加賀見謙治を演じる。

