サラリーマン金太郎
10月10日(金)スタート テレビ朝日ほか 毎週金曜 後11:15~~深0:10
【出演者】 永井大/井上和香/青山倫子/風見しんご/菊池健一郎/小川那奈/辻修/柴俊夫/細川茂樹/古谷一行/宇津井健ほか
不況なんてぶっ飛ばせ!! 痛快サラリーマン金太郎が永井大主演で復活!
高橋克典主演で人気を誇った同名ドラマが、永井大で復活! 関東一円でその名を鳴らした暴走族・八州連合の元ヘッドの矢島金太郎(永井大)が、暴走族時代に培った独特の感性と人望で、不況にあえぐ世の中に鉄槌を下す痛快ドラマだ。金太郎役を引き継いだ永井は役者として「今まで溜めこんできたものを披露する機会が来た」と意欲満々。今作の永井版・金太郎は、本宮ひろ志のコミック原作により近い設定と劇画タッチで描く。特技が空手の永井だけにアクションシーンには注目。金曜夜、疲れた脳みそをスカッ! とさせる一押しドラマはコレ。
ストーリー
大手建設会社のヤマト建設・営業四課に矢島金太郎(永井大)が赴任してきた。背中には子供を背負い、白いハチマキ姿、言動も上下関係のしがらみをまったく気にしない。そんな金太郎に同僚たちは唖然、呆然。ちょうどその頃、ヤマト建設は、創業者で会長の大和守之助(宇津井健)と、社長の大島源造(柴俊夫)の派閥争いの真っただ中で、社長派がやや優勢だった。社内改革をどうするか? 会長派の専務・黒川優作は、会長のために専務の職を辞そうとしていたが、金太郎のサラリーマン離れした言動を見せられて、いちるの望みを抱く。金太郎は大和会長の最後の切り札だったのだ・・・。

キャストプロフィール
■矢島金太郎(永井大)
ヤマト建設営業四課の新入社員。元暴走族ヘッドで腕っぷしも強いが、チンピラたちにも顔が利く。金太郎の型破りな言動に眉をひそめていた同僚たちも、次第にその生きざま、人望に好意を抱き、活力を取り戻していく。
■末永美鈴(井上和香)
銀座の高級クラブ「ジャルダン」のママ。政財界に太いパイプを持ち、過去に金太郎と関係があったらしく、運命的な再会を果たす。
■桜井京子(青山倫子)
大島社長の秘書。事業の失敗で莫大な借金を作った親のために、大島の言いなりになっている。
■水木衛(風見しんご)
営業四課課長。新橋でチンピラに殴られているところを上京したばかりの金太郎に救われた。
■鷹司誠士(細川茂樹)
ヤマト建設の新入社員。元国土交通省の役人で、大島社長が次期社長候補として引っ張ってきた隠し玉。異常なほどに金太郎に敵意を向ける。
■大島源造(柴俊夫)
ヤマト建設社長。建設官僚からの天下りで公共事業を受注し、ヤマト建設を大きくした実績を持つ。会社の実権を握ろうと、大和会長と壮絶な派閥争いを展開中。
■黒川優作(古谷一行)
ヤマト建設専務。創業時代からのたたき上げで、会長を支えてきた重鎮。だが大島社長の派閥拡大の波を受け、自らが犠牲になってポストから退き、会長を守ろうとする。
■大和守之助(宇津井健)
ヤマト建設の創業者で会長。海で自分の命を救ってくれた金太郎の心意気や人間性に惹かれ、自分の会社に就職させる。金太郎の最大の理解者で、会社を大改革する存在になって欲しいと望んでいる。
記者会見リポート
元暴走族のヘッドで破天荒なサラリーマンが不況な世の中で大活躍!
サラリーマンのバイブルとも言える本宮ひろ志の人気コミックを永井大主演でドラマ化した「サラリーマン金太郎」の会見が開かれ、主要登場人物らが出席。永井らはそれぞれの役衣装で登場し、会場に華やかなムードが訪れた。


元暴走族のヘッドで、破天荒な言動で疲弊しきった社会をぶっ飛ばしていくヤマト建設営業四課のサラリーマン・矢島金太郎を演じる永井大は「原作の本宮先生に『好き勝手に演じてほしい』と言われたからには、僕ならではの金太郎を演じたいですね。事務所の先輩である高橋克典さんの代表作を僕が演じることでプレッシャーはありましたが克さんからも『俺の金太郎とは違う金太郎を演じてくれ。キャラクターそのものが引っ張って行ってくれるから、それに乗っかって思い切りやればいい」と激励をもらい、たまっていたものが破裂したような感じがして子どものように泣いてしまったんです。それがよい刺激になって、自然に役柄に入ることができ、今はものすごく生き生きと演じています!」と、意欲のこもったコメントを。さらに「僕なりの金太郎としてはまずアクション。すべて吹き替えなしで、(空手が得意な)僕ならではの動きを取り入れてます」と力を込めた。
クラブのママ役で政財界と太いパイプを持ち、金太郎と何か過去があった末永美鈴役の井上和香は「大人気の作品に出演させていただき、大変光栄です。髪形がショートなのでそこは原作の美鈴とは違いますが、原作どおり、美しくて男性たちを魅了し、金太郎を支えていく美鈴を演じられたら・・・と思っています」と。撮影現場については「いつも一緒になるのが、永井さん演じる‘金ちゃん’と、その息子の竜太(庄司龍成)くんなんです。現場では竜太くん役の男の子を抱っこしたり、汗だくになって遊んだりしながら、楽しく撮影をさせていただいています」と語り、会場は温かい空気に包まれた。


親の残した莫大な借金のせいで、大島社長(柴俊夫)に命じられ、社内をスパイさせられている大島社長の秘書・桜井京子役の青山倫子は「スパイするときのアイテムやしぐさが漫画のようでとても面白い」と魅力を語り、(金太郎が所属する)営業四課のシーンは元気いっぱいで和気藹々の雰囲気なのに比べ、私は細川さんと2人だけのシーンが多く、大人の雰囲気でしっぽりと演じています(笑)」と意味深な発言を。
元国土交通省の役人で大島社長より次期社長候補として引っ張ってこられた金太郎のライバル・鷹司誠士を演じる細川茂樹は「やりがいのある役柄」と。「ガンガン嫌味な役どころを引き受けて、最後、金太郎にぶちのめされるところまで頑張りたい。なぜか青山さん演じる京子を中心にして、鷹司が周囲をぐるぐる回っている・・・という芝居が多いんです。ちょっと官能的なシーンもあり、ひょっとするとオフィスラブってこんな感じかな? ・・・なんて、監督と発想を出しあったりしています。男性の僕にとっては楽しい撮影現場ですね(笑)」と会場を沸かせた。


ヤマト建設会長の腹心・黒川優作専務役の古谷一行は「宇津井さんふんする会長の下、金太郎を素晴らしいサラリーマンに仕立てあげるべく、厳しさやさしさなど、いろいろなムチを使って金太郎をしめあげていきたいですね。面白いシーンが盛りだくさんですのでぜひご覧いただきたい」と作品に手ごたえを。また「専務という役柄でお引き受けしたら、第2話ですぐ社長になったのでビックリしました。大会社の社長を自分が演じることになるなんて、つくづく年齢を思い知らされましたね(笑)」とサービストークで会場中の笑いを誘った。
ヤマト建設会長で、金太郎の最大の理解者。金太郎に命を救われたことで切り札として会社に引っ張り込んだ大和守之助役の宇津井健は「お話をいただいてからクランク・インまで時間があったので、たっぷり役作りができました。たまたま昨日、以前同じ会長役を演じた津川雅彦さんとお会いし、この作品の話で大いに盛り上がりましたが、今までにない、私なりの会長・大和守之助が出せればと思っています。このところ若い方たちとの共演が多かったのですが、今回は久々に古谷さんや柴さんなど同年配の方たちと丁々発止のやりとりをするシーンがあり、とてもよい気分で演じさせていただきました。素晴らしいメンバーの一員に加えさせていただき、張り切っています」と会長役らしくしっかりと締め、会場が拍手に包まれた。

さらに原作者の本宮ひろ志氏も登場。「2回目のドラマ化で、私自身『いいのかな?』と思うところもありますが(笑)、台本を拝見したところ、かなり原作に近い感じで描いていただいているのでとても楽しみにしています。先代(を演じた高橋克典)は‘島耕作’になってしまったので(笑)、金太郎は永井さんに好き勝手に演じていただければと思います(笑)」と冗談を語り、作品への期待を語った。
金曜ナイトドラマ枠と言えば、今まで「トリック」や「特命係長 只野仁」「時効警察」などのヒットドラマを輩出してきたテレビ朝日きっての実験枠。金ナイならではのエッジの効いた演出や深夜ドラマならではの思い切りの良い制作で、この作品をどのように盛り上げてくれるかに期待がかかる。

