秋の新ドラマガイド

チーム・バチスタの栄光

10月14日(火)スタート フジテレビ系 毎週火曜 後10:00~10:54(初回のみ10:10~11:14)

【出演者】 伊藤淳史/仲村トオル/城田優/釈由美子/伊原剛志ほか

医療過誤か? 殺人か!? あのベストセラーが連続ドラマ化!

2006年、第4回『このミステリーがすごい!』の大賞を受賞、映画も大ヒットした『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊著/宝島社刊)を連続ドラマ化。本作は、原作および映画とは異なるオリジナルの結末を用意し、今までの医療ドラマとはひと味違う、‘メディカル・エンターテインメント・ドラマ’として描く。

ストーリー

東城大学医学部付属病院で、難度の高い心臓病手術で成功率100%を誇っていたバチスタ手術専門チームが‘チーム・バチスタ’。しかし、ある時から3例立て続けに術中死が発生してしまう。果たして、それは医療過誤か、殺人なのか・・・。その原因を探るため、同病院の万年講師で心療内科医師・田口公平(伊藤淳史)と厚生労働省の変人官僚・白鳥圭輔(仲村トオル)がひょんなことからタッグを組み、連続不審死の謎を追っていく。

キャストプロフィール

■田口公平(伊藤淳史)
東城大学医学部付属病院・特別愁訴外来(別名「グチ外来」)の診察医。出世欲は皆無で超マイペースの万年講師。とことん人を信じ、嘘がつけない性格の持ち主で、その真っ直ぐさが次第にバチスタメンバーの抱えているさまざまな葛藤やトラウマを解消していくことに。

■白鳥圭輔(仲村トオル)
厚生労働省大臣官房秘書課付技官。医療過誤事件において、医療知識の乏しい警察を助け、法医学と法律の両面から捜査をスムーズにするのが任務。無神経で理屈っぽいが医師免許、解剖医、認定病理医、死体検案認定医、法医認定医の資格を持ち、鋭い論理構築力から‘ロジカルモンスター(論理怪獣)’の異名がある。

■氷室貢一郎(城田優)
麻酔学教室講師。オペ中、患者の生命線を担う麻酔医としての正確無比な判断は折り紙つき。人不足でいくつもの手術をこなし、プライドが高く、ガードの固いチーム・バチスタで、唯一田口と普通に接する。

■大友直美(釈由美子)
手術室看護師主任。前任・星野響子が結婚退職後、チーム・バチスタに参入。看護学校の講師も務め、星野が入るまでは器械出しの技量はトップと言われていた。星野は天才型、直美は努力型。

■桐生恭一(伊原剛志)
バチスタ手術の世界的権威。フロリダ・サザンクロス心臓疾患専門病院に10年勤めて、帰国。平均成功率6割といわれる手術で26回成功、100%の成功率を挙げていた。嫌味なく漂う自信と才能、力強さと繊細さを併せ持つ。常に冷静で生まれながらのリーダー。

記者会見リポート

エリート集団、チーム・バチスタの連続不審死の謎に迫る、メディカルミステリードラマ

2006年第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞、300万部超えのベストセラーを連続ドラマ化。パーフェクトな心臓手術のエリート集団、チーム・バチスタに術中死が立て続けに起こった。その原因を心療内科医の田口と、厚生労働省の一風変わった官僚・白鳥の水と油のような2人がタッグを組み、連続不審死の謎を追っていくというストーリーだ。

チーム・バチスタの栄光

豊福陽子プロデューサーは「原作を読んで感じたことが2つ。ひとつはミステリーでオペ室という医療の最後の聖域についにメスが入ったというところ。オペ室で誰かの意図が働いて死に至っていても、それを探る機関が存在しないことを原作で知り愕然としました。そしてもうひとつは、日常がリアルに描かれていて、登場人物ひとりひとりが悩みを抱えていながらも患者さんを救いたいと頑張っている姿がすごく魅力的だなと思いました」と語る。

「実際にキャストのみなさんに病院で手術を見ていただきました。やはりしっかりとしたリアリティーが土台にないとエンターテインメントは成立しないんじゃないかと判断したからです。『医龍』の美術スタッフにも来ていただいて、万全の形でドラマ作りしていきたいと思っています」と遠田孝一プロデューサー。

脚本家の後藤法子は「原作はミステリーの部分もさることながら、キャラクターのおもしろさ、ひとりひとりの人間が抱えるドラマの深さ、それらが大きな魅力だと思っています。普通の会社や学校でも感じるような人間関係の悩みだったり、あるいは天才の孤独や凡人の焦り、コンプレックス・・・いろんな物語を、癒しの田口さんと攻めの白鳥さん、このコンビがあぶり出していくさまをおもしろく描けたらいいなと思っています」。

今回のドラマは、原作とは違う結末というのがひとつのウリ。実は出演者も誰が犯人かは知らされていない。そこで、キャストは意気込みとともに「犯人は誰なのか」を推理する挨拶となった。

チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光

東城大学医学部付属病院、特別愁訴外来の診察医・田口公平を演じる伊藤淳史は「医師役は初挑戦なので緊張もありますが、ステキな方々に囲まれてお芝居できることをすごく幸せに思っています。原作も読みましたし映画も観ましたが、結末はまったくわかりません。犯人が自分でないことだけを祈りつつ、本当の真犯人を見つけていけたらいいなと思っています」。田口は、チーム・バチスタの内部監査を命じられ、巻き込まれていくうちに正義感をあらわにしていく。

厚生労働省の官僚・白鳥圭輔役の仲村トオルは「僕はバチスタチームの方々に徐々に疎外感を感じ、スタジオで孤独になっていくんだろうなと思いますが(笑)、頑張ろうと思っています。最終回の台本をもらって‘オレかよっ!’という展開はないと思っているんですけど(笑)。白鳥は医療過誤死関連中立的第三者機関を作りたいと思っている男。その白鳥にとっては病院で不審な死があるというのは悪くないシチュエーション・・・と考えると動機があるな、という気がして。ん~、僕の予想では僕です(笑)」。白鳥は田口医師と術中死の謎を解明していく。

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正確無比な判断力を持つ麻酔科医・氷室貢一郎役の城田優は「麻酔科医は日本でも不足していて、手術を掛け持ちすることが多くいつも疲れているような顔つきが特徴かなと思っています。今回はキャストの中で最年少なので、先輩方についていきたいなと思っています。結末は一番僕が気まずいですね(笑)。原作では僕が犯人ですけど、今回違うらしいんでそこに大いに期待しています。最終的に僕だったらごめんなさいということで(笑)」

チーム・バチスタの第1助手で、執刀医・桐生医師の右腕、垣谷雄次役の鶴見辰吾は「手術シーンは本当にリアルでこのドラマの見どころのひとつ。ホコリ1個浮いているだけでNGになっちゃうんですね。すごくキメの細かい撮影です。桐生先生がアメリカから招聘されなければ、自分が准教授になっていたかもしれないので、彼の足を引っぱるかもしれない・・・という動機はあります。でも私が犯人じゃなければいいなと思っています」

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田口医師と同じ特別愁訴外来の看護師で、田口医師に対して母親のように世話し、叱咤激励するしっかり者の看護師・藤原真琴役の名取裕子は「いつも私は死体を解剖する解剖医を15年ほど他局でやっていますが(笑)・・・。看護師ネットワークの元締めという設定なので、裏では何をしているのかわからない。私ももしかしたらワケありで、病院内の派閥争いの裏のお局として暗躍しているやも知れず・・・。でも犯人じゃないといいなと思っています」

執刀医・桐生医師の義弟で手術に立会い、切除範囲について踏み込んだ助言をする病理医・鳴海涼役の宮川大輔は「この話をいただいたとき、チーム・バチスタのメンバーでエリート集団というところで、自分で笑うてしまいまして・・・。でもこれはもう頑張るしかないと思いました。犯人が誰なんだろうと考えてたんですが、ポスターを見ると自分が一番怪しい(笑)・・・。僕なんかなとか、いや違うとか、いますごく悩んでいる状態です」。今回、宮川はトレードマークのメガネを外し、標準語で医師役に挑戦する。

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チーム・バチスタの紅一点、器械出しを行う手術室看護師・大友直美役の釈由美子は「自分がバチスタメンバーに入った後に急に術中死が起きるので、もしかして私なんじゃないか、と自分を責めていて・・・。でも最初に疑いをかけられる人は最後にはシロになっていくパターンが多いので大丈夫じゃないかな(笑)。メンバーでよく話し合っているんですが、宮川さんじゃないかなと思っています」

バチスタ手術の世界的権威である天才的外科医・桐生恭一役の伊原剛志は「撮影前に手術を見学して、本当に人の命が関わる現場を見てこのドラマで僕が担っている役割はすごく大事だなと思いましたし、少しでも本当の外科医に見えるようにいろいろ努力しようとしています。犯人はやっぱり宮川くんが怪しい・・・。本当に怪しい芝居をするんですよ。たまに関西弁も出るんで余計に怪しいんですね(笑)。でも僕はひょっとしたら名取さんじゃないかなと・・・(笑)」と意外な推理で笑わせていた。