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秋ドラマ気になる第1話の視聴率は?
今クールは、故・緒形拳最後の出演作となった「風のガーデン」、「ハケンの品格」をヒットさせた中園ミホ最新作「OLニッポン」、宮藤官九郎脚本「流星の絆」、劇場版が大ヒットした「相棒」など話題作が勢ぞろい! 気になる1回目の数字は・・・!?
第1話視聴率TOP10ランキング
- 1位
- 「流星の絆」(TBS系)
- 21.2%
- 2位
- 「風のガーデン」(フジテレビ系)
- 20.1%
- 3位
- 「相棒 season7」(テレビ朝日系)
- 17.9%
- 4位
- 「セレブと貧乏太郎」(フジテレビ系)
- 17.6%
- 5位
- 「イノセント・ラヴ」(フジテレビ系)
- 16.9%
- 5位
- 「SCANDAL」(TBS系)
- 16.9%
- 7位
- 連続テレビ小説「だんだん」(NHK総合)
- 16.8%
- 8位
- 「水戸黄門」(TBS系)
- 15.9%
- 9位
- 「チーム・バチスタの栄光」(フジテレビ系)
- 15.2%
- 10位
- 「おみやさん」(テレビ朝日系)
- 14.8%
クドカンワールド炸裂! さらにベテラン俳優陣も大活躍!!


1位は期待を裏切らず、東野圭吾原作、クドカンが脚本を手掛けた「流星の絆」がランクイン! 両親を惨殺された兄妹の人生を、予想をはるかに上回って、クドカンがギャグ満載でアレンジ。「ギャグを取ったら僕の作品ではなくなる。状況が過酷であればあるほど、人は冗談を言って笑い合う・・・それが人生の本筋ではないのか」これはクドカンの言葉であるが、まさしくその通り、「いったい頭の中どうなってんの?」と言いたなくなるほど天才的なジョークがあふれている。受け入れられるか受け入れられないか、彼の攻めの姿勢も感じられる。2回目こそ17.3%と下がったが、今後シリアスな部分をどう描いていくのかに注目したい。
2位は、倉本聰脚本富良野3部作最終章「風のガーデン」(同じく富良野を舞台にした「優しい時間」(’05年)の初回は18.3%)。ブリティッシュガーデンを舞台に、孫2人を優しく見守る祖父を演じる緒形拳がとにかく素晴らしい! そして、中井貴一演じる主人公が迫りくる死と闘うなかで、「死ぬ間際、人間が帰る場所はどこなのか」「人間にとって一番大切なものは何なのか」を教えてくれる。親子の再会、人を許すこと・・・見どころ盛りだくさんで、最終章にふさわしいドラマに仕上がっている。
3位は「相棒」。今クールで、亀山を演じる寺脇康文が引退。それだけに、初回から力が入っているのは伺えるが、政府の陰謀、食糧支援問題、汚染されていく警視庁と、スタート当初よりも扱う事件や敵が次第に巨大化され、本来の良さが少し鳴りを潜めているのがいささか残念。だがベテラン脚本家・輿水泰弘のセリフの妙は冴えわたり、右京(水谷豊)が犯人に投げかける言葉にはズッシリとした重みがある。これも「相棒」の素晴らしさのひとつだ。
4位には、今クール連ドラ2本を掛け持ちしている上地雄輔が、正義感あふれる貧乏人を熱演し、予想以上の演技力を見せている「セレブと貧乏」。
クリスマスに向け、月9らしい演出が満載の「イノセント・ラヴ」、「SCANDAL」は同率5位。「イノセント・ラヴ」は、ゆず・北川悠仁が心が美しくたおやかな青年を心のおもむくままに演じ、実に新鮮。脚本は「ラスト・フレンズ」の浅野妙子。初回から、これから起こる問題の伏線を随所に張り巡らせていることがわかるだけに、今後の展開が楽しみでならない。「SCANDAL」は、セレブ妻が本当は浮気されていたり、かごの鳥であったり、息子が引きこもりであったりと、女の生態やいやらしさを余すことなく描き、世の女性は誰もが共感せずにはいられない。そこに友人の失踪事件が絡み合い、謎解きの要素もプラスされているのが面白い。「イノセント・ラヴ」「SCANDAL」ともに、まだまだ数字の伸びは期待できそうだ。
今後期待するドラマはこれ!

今クールは謎が多く、今後の波乱が予想される作品が盛りだくさん! 「イノセント・ラヴ」「SCANDAL」「流星の絆」「チームバチスタの栄光」(「イノセント・ラヴ」以外は、謎とコメディーの要素が融合されているのも特徴)など、後半に進むにつれて謎が解き明かされ、大いなる盛り上がりが期待できそうだ。マンガ原作の「サラリーマン金太郎」「ギラギラ」は、脚本がしっかりしていて、ヒーロー像が面白いだけに、この数字でとどまっているのが残念。「風のガーデン」に至っては、貞美(中井貴一)が死に至るまでの過程が大きな見どころだが、巨匠・倉本聰が、‘死’をどのように描いていくのか・・・最後まで見届けたい。そして、「相棒」亀山刑事が、どのような最期を見せるのか? 新シーズンへとどんな展開を見せるのか? 殉職も考えられるだけに、最後まで目が離せない!

