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内野さんへ直撃インタビュー!(3)
―― 今後の展開ですが、やはり黒木の過去が明らかになってくるのでしょうか?

そうですね。でも、過去が明らかになった時に何を見せられるかというのは、結構高いハードルなんですよ。何せ捜査一課7係のエースで、全国の警察にその名を轟かせた、という設定ですし、「伝説の刑事」というくらいですからね(笑)。まあ、そのへんはあまり意識しないようにはしていますけれど。ただ、最初からハードボイルドな感じよりも、「なんだコイツ、使いものにならないな」と思わせておきながら、やるときはやるという方が僕は好きなので、なるべく振り幅の広い人間にしたいなと思っていて。それに、相手によって会話のキャッチボールも変わってくるしね。同じ会話をするにしても、精神科医の理沙先生(大塚寧々)、鶴(本仮屋ユイカ)、佐久間(筒井道隆)とではそれぞれ自然と対応も異なってくるので、その辺は本当に瞬間瞬間の感覚で演じたいなと思っています。
―― 内野さんご自身はオンオフをしっかり切り替える方ですか?
以前は割と役を引きずる方だったんですけど、今はなるべく切り替えるようにしていますね。オフの日にはなるべく忘れるようにして、撮影に入ったら集中するという感じです。メリハリをつけないと、いいものは生まれてこないみたいですね、どうやら(笑)。
―― オフに役から離れることで、客観視できる部分があったりも・・・?
う~ん・・・一番客観視できるのは、台本を読んでいるときかもしれないですね。何か1点でも疑問に思うことがあると、役にも作品の世界にも入っていけないので。だから、台本を読んでいるときというのは、なるべく無言で動かず、集中しています。脳みその中で芝居をああでもない、こうでもないとこねくりまわしているその時間が、一番クリエーティブな感じがします。
―― 興味深いお話をありがとうございます。それでは最後に、今後の「ゴンゾウ」の見どころなどをお話ください。
もちろん、犯人探しもひとつのサスペンスとして楽しめると思いますが、それよりも僕ら作り手側が重視しているのは、そのプロセスでどんな人間同士のせめぎ合いがあるか、なんです。その人間ドラマの面白さを感じていただけたらうれしいですね。真面目な話、中盤以降も見逃せないですよ。僕も完成した作品を見て思わず手を叩いちゃった瞬間もありますから(笑)。本当に期待できる内容になっていると思いますので、どうぞ最後まで見逃さないよう、毎週水曜ヨル9時は『ゴンゾウ』でお会いしましょう!

