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モンスターペアレント
7月1日(火)スタート フジテレビ系 毎週火曜 後10:00~10:54(初回のみ ~11:09)
【出演者】 米倉涼子/平岡祐太/佐々木蔵之介/温水洋一/風見しんご/眞島秀和/大友みなみ/堀まゆみ/草刈正雄/角野卓造ほか
主題歌:「愛が哀しいから」徳永英明
米倉涼子が初の弁護士役で、モンスターペアレントに立ち向かう!
モンスターペアレント(Monster Parent)とは、学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する和製英語。彼らは先生を先生と思わず、要求を押し通そうと抗議行動を起こす。彼らは「あんたなんか教師失格だ!」「教師を辞める確約書を書け!」などと何時間も罵声を浴びせるという。教育と学校経営も滅茶苦茶にされ、心を病んでしまう教師も少なくない。米倉涼子が、そんなモンスターペアレントに無理難題を突きつけられて混乱に陥った小学校を舞台に、現在の教育現場の問題点をリアルに描き出す。
ストーリー
大手法律事務所に所属する弁護士の高村樹季(米倉涼子)は、ある日、城山(草刈正雄)から頼まれた案件を出世のためにと引き受け、市の教育委員会を訪れる。その後、教育委員会職員の望月(平岡祐太)と向かった小学校の職員室では「担任の関西弁なまりが自分の娘の教育上好ましくないので、完璧な日本語で授業をしてほしい」という保護者の訴えを聞かされ、また別の小学校の音楽会では、指揮者の児童が客席を向いて指揮をしていた。保護者がビデオ撮影の際に息子の顔が撮れるようにと学校側に執拗な要求をしたのだろう。信じられないような教育現場の姿に驚く樹季だったが・・・。
キャストプロフィール
■高村樹季/(米倉涼子)
企業買収と知的財産が専門の渉外弁護士としてウィルソン・城山法律事務所のジュニア・パートナーとして働いている。そんな折、某市の教育委員会からの応援の依頼を引き受ける。容姿端麗だが気性は荒く、信条は「報酬をできるだけ稼ぐ弁護士」。子供は嫌いというより興味がない。
■望月道夫/(平岡祐太)
教育委員会の職員で、樹季のアシスタント的存在。純粋でまじめな性格で、教育現場の改善のために努力しているが実は弁護士希望で、今も司法試験のための勉強中。樹季の歯に衣着せぬ言動に最初は戸惑うが、やがて彼女の人間性に魅せられていく。
■三浦圭吾/(佐々木蔵之介)
教育委員会、指導主事。元教師。基本的に教育は学習者主権であり、生徒側に立つことが必要であると考えている。樹季とは教育理念において相容れないものを感じ、何かと対立する。「モンスターペアレント」という言葉が世間に広まることに反対の立場を貫く。
■城山幸太郎/(草刈正雄)
ウィルソン・城山法律事務所の創立者のひとりであり、現在シニアパートナー。弁護士として優秀なだけでなく、経営者としてのセンスもあり、日本で有数の法律事務所に育ててきた。樹季に目をかけていて、ゆくゆくは自分の後継者にと考えている。
■田川龍之介/(角野卓造)
教育委員会の教育長。荒廃した教育現場に心を痛め、同窓の城山弁護士を通じて応援を依頼した。樹季を陰ながら支える存在で彼女の前ではつかみどころのない男のように見えるが、実は‘教育が国をつくる’という強い信念を持つ教育人。
記者会見リポート
教育現場の問題をリアルかつコミカルに描く社会派ドラマ
学校に対して理不尽な要求を繰り返し、正常な学校運営を妨げる保護者、いわゆるモンスターペアレントによって、教育の現場は崩壊している。そこにひとりの女性弁護士がやってくる。敏腕弁護士といえども初めて見るモンスターペアレントに衝撃を受け、混乱し、怒りさえ覚えた。しかし、彼女はさまざまな問題に遭遇していくうちに「これは、教育現場だけでなく、今の日本の問題なのだ」と思うようになる。

吉條英希プロデューサーは「弁護士が教育委員会の依頼を受けて、保護者と向き合うというのが現実より進みすぎているなと企画を立てた数ヵ月前に思っていました。しかし、先日新聞で大阪府堺市の教育委員会が警察のOBを雇い入れてモンスターペアレントの対策にあたるというような記事を読みました。誇張したドラマを作ったつもりだったんですが、現実がこのドラマに追いついてきています。まさに進行している今、このドラマを世に送り出す意味は本当にあるなと再認識しております」と語る。
岩田祐二プロデューサーは「これだけ話題になっているのに、意外とモンスターペアレントの意味を知らない人がいる。『モンスターペアレントってなに?』という人が見てくれたら絶対おもしろい教育エンターテインメント番組になっています」と自信をみせる。
脚本を手がける荒井修子は「このドラマは教育エンターテインメントですが、子供がいるとか、教育に関係のある方だけでなく、すべての理不尽なものと日々闘っている方に本当に共感していただけることがたくさんあります」。

「私が演じる高村樹季という弁護士は今まで壁をすべて乗り越えてきた、すべてにおいて勝ち組の女性。でも、教育委員会の仕事でうまくいかないことを経験して、いろんなことを感慨深く仕事をしていくようになります。私は、モンスターペアレントという言葉はあまり把握していなくてこのドラマを通して勉強をさせていただいています。そして、本当に今起きている社会問題なので、ある意味このドラマはちょっとした教科書になるんじゃないかなって思っています」と米倉涼子。テーマは真剣な問題だがとても明るいわかりやすいドラマになっていると語っていた。


望月道夫役の平岡祐太は「僕もこの作品でモンスターペアレントという言葉を初めて知りました。それで台本を読んでいくうちに『えっ、こんなことが世の中で本当に起きているの?』という理不尽すぎてギャグなんじゃないかなと思えてくるくらいの内容で毎回撮影現場で衝撃を受けています。僕は実際に教育に触れる機会がないのでこの作品で少し教育のことについて考えていければいいなと思います」。教育委員会の職員で、樹季のアシスタント的な存在という役どころだ。
教育委員会の指導主事・三浦圭吾役の佐々木蔵之介は「私も教育委員会の職員役なんですけどあまり教育現場というのはわかっていないのですが、このタイトルを聞いて、とてもおもしろいなと思いました。ただ単に親が怪物だということだけではなくて、親がなぜそんな無理な要求をするのかとか、そこに至るまでの教師や学校の問題を知るひとつのきっかけになるドラマだと思います」。


教育委員会の職員・小山和明役の温水洋一は「僕もモンスターペアレントという言葉も知らずに、いま起こっている学校教育の問題も身近ではなかったんですが、このドラマの撮影がはじまって台本をいただくにつれ、学校の先生って大変なんだということを痛感しました。このドラマは、毎回すっきり終わるドラマではないと思うんですけど、見ている方に何か考えさせて終わるような感じのドラマだと思います」。温水が演じる小山は、教師時代、何か悲しい過去があった謎の男だ。
城山幸太郎役の草刈正雄は「米倉さんが演じる樹季の上司役ですが、少し謎めいた男で、僕自身もあまり把握していません。これからどう転んでいくのか、自分自身も楽しみにしています。僕は今回このモンスターペアレントという言葉を初めて知りました。僕らの時代は先生にブン殴られていましたから、本当にこんなことがあるのかと台本を読んだ時にびっくりしました。今後どんなモンスターが出てくるのか楽しみです」。優秀な弁護士・城山は樹季をゆくゆくは自分の後継者にしたいと考えている。
都合により制作発表に出席できなかった角野卓造が演じる田川龍之介は、教育委員会教育長で、城山の大学時代の同窓。そして、城山弁護士を通じて樹季を教育委員会に招いた張本人でもある。樹季の前では冗談を言ったり、ちゃかしたり、つかみどころのない面を見せているが、実は、教育が国をつくるとの強い信念を持つ、根っからの教育人。この田川の何気ないひと言がキーワードになることもあるので、お見逃しなく。

