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米倉さんへ直撃インタビュー!(4)
―― 給食費の未納問題など世間的に有名なモンスターペアレントの実情もありますが、米倉さんがドラマに入ってみて初めて知った事例はありますか?

ほとんど全てがはじめてですね。たとえば給食費関連ではたぶんニュースなどでも取り上げられたと思うんですが、お家を買ったから、車を買ったから給食費が払えないとか、理由があまりにも飛びすぎていてビックリしました。今回、給食費を払わないモンスターペアレント役で東幹久さんとMEGUMIさんがご夫婦役で演じてくださったんですけれども、たぶんこの強烈な役を引き受けるのも相当勇気がいることだと思うんです。でも、本当に見事に演じられていて、東さんの役に関しては、「こちらが当たったところで何も感じないんだろうな」「本当に伝わってるのかな」って。コンニャクを殴っているような感じですよね。それから、学校で子供の爪を切ってほしいとか、朝起こしてほしいとか、ちゃんと送り届けてほしいとか。それは‘放棄的’なモンスターペアレントなんですよね。逆に、過保護になりすぎる人たちや、自己中心的になりがちな人たち・・・要は、毎日ブランド物を着ているお母さんなのに、お子さんは1週間同じ服を着ているとか。それ以外にも○○的、○○的など、区分がたくさんあることにビックリしました。
―― 「モンスターペアレント」と呼ばれる親たちはわたしたちが子供のころよりも増えてきているのでしょうか?
(当時は)レベルにすると今よりもすごく低かったんじゃないかなと思うんですよね。ちょっとしたお願い事でも周りから変な目で見られただろうと思います。現在ではそんな親からのさまざまな要求が当たり前になっていて。でも、子供を思う気持ちが高じてしまって「モンスターペアレント」と呼ばれるようになってしまうというエピソードもあって、その気持ちも少し分からないでもないなと。
―― ご自身では印象に残っているシーンや力を入れたシーンは?

今回は社会的問題なので本当にどれも力を入れなければならないですね。すごく思うのは、みんなそれぞれの言い分があるんですよ。高村樹季を通して言っていること、つまりごく一般的な‘モンスター(ペアレント)’と呼ばれない人間の意見も分かる。でも親から考えてみれば、今この危険な社会の中で子供が大事だって思う気持ちも分からなくはない。学校の先生側もこれだけ押し付けられて自分たちの時間は全くなくなってしまうという気持ちがあることも分かる。それから学校側ができれば周りからよく見られたいと思うがためにひとつひとつの問題を封印してしまうということもなんとなく分かる。それからそういうものを見ている教育委員会側からすれば、色々な目線で見なければいけないということも分かるんですけど、すべて立場的に色々立場を変えてみてみると「なるほど」と思うことが多すぎて・・・困っちゃってます。

