上期のドラマを振り返る! 2008 冬・春ドラマで活躍した美女特集

冬・春ドラマのイチオシ女優に聞く!原田夏希さんの巻(1)

2008年1月期の人気ドラマ「ハチミツとクローバー」で山田あゆみ役を演じた原田夏希さん。2004年度下半期のNHK連続テレビ小説「わかば」で主役に抜擢された経歴を持つ、新進気鋭の実力派女優が、初めて臨んだ民放での初連続ドラマ「ハチクロ」で学んださまざまな経験を語ってくれました。

―― 最初に‘山田あゆみ’ちゃんという役が決まった時にどう感じましたか?

実は、とても急に決まったお話だったんです。台本をいただいた次の日が本読みとリハーサルと顔合わせという形で。わたしも原作の「ハチミツとクローバー」のマンガをずっと読んでいたので、そんな自分が山田あゆみちゃんの役でそこに参加させてもらえるなんて・・・と思いながら現場に行ったらそうそうたるみなさんが勢揃いしていて。すごい船に乗り込ませていただいちゃったな、と思いました。

―― ドラマでのあゆみちゃんは、マンガのキャラクターのイメージ通りでしたか?

そうですね。マンガと同じように、あゆみちゃんは、「片思いをしている女の子」というキーワードがあって。あゆみちゃんだけじゃなく、「ハチクロ」は登場人物それぞれがみんな恋をしていて、その‘切なさ’といったところにきっと多くの方が共感しているんですね。やっぱり人気の作品なので、読者のみなさんの登場人物への思い入れや想いっていうのは、とても深いと思うんです。だから、その期待を裏切っちゃう結果になってしまったら怖いなと思ったりもしました。それに、原作者の羽海野チカ先生が子供のように生み出して育ててこられたキャラクターなので、あゆみちゃんという女の子と真摯に向き合って3ヵ月間できたらいいな、っていうことを最初に思いました。

―― あゆみちゃんのキャラクターは原田さんと共通する部分がありましたか?

原田夏希

う~ん・・・あんまりなかったんです。最初は、「わたしはこんな風に人のことを好きになれないな」って思ったんですね。好きだけど相手にも想う人がいて絶対に振り向いてくれないということを分かっていて、だけど相手の真山くんは仲間の1人として優しく接してくれるわけで。こういう状況を続けるのって辛いし、キツいし、イヤだろうなって。だけど、演じていく中で、自分が彼を想うように彼も相手を想っているんだろうと理解できてしまう部分があるんですね。なおかつ真山くんの想い人である、瀬戸朝香さんが演じられた原田理花さんと会ってしまうシーンで、こんなにキレイで大人で仕事もきちんとできる女性を目の前にして、「あ、かなわないな」って思ったんです。このときが、一番あゆみちゃんに近くなったなと感じた瞬間でしたね。でも、この役を通して、1人の人のことをこれだけ好きになれるっていうのは、すごく素敵なことなんだな、と思えるようになりました。

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