- MSNテレビ番組
- MSNエンタメアワード2008 テレビ番組部門
- 妻夫木聡さんインタビュー
NHK大河ドラマ「天地人」
妻夫木聡さんインタビュー1
大好評で放送が終了した「篤姫」に続く大河ドラマ「天地人」で主演を努める妻夫木聡さんにインタビュー! 大河ドラマへの意気込みや現場の様子などをたっぷり聞いちゃいました!! 幅広い世代に支持されている実力派俳優、妻夫木聡の“直江兼続”に注目!
大河ドラマの主役をやるのは夢でした!

―― 大河ドラマへのイメージ、決まった時の気持ちはいかがでしたか?
大河はドラマの中での王様みたいなもんだと思っていて、小学校の頃から歴史が好きだったのでちょくちょく見ていたし、俳優をやり始めて一番最初に思っていたことは、大河ドラマに出ることだったんですよね、将来いつでもいいから、早くても遅くても。大河ドラマの主役をやることは本当に夢であったし、決まった時は意外と何も感じなかったんですよ。嬉しさとか驚きとかそういうものが出てくるのかなと思ってたんですけど、「あ、あ、来ちゃった」みたいな(笑)。結構、無に近かった、ポカーンとしちゃったんですよね。嘘、嘘でしょ? みたいな気持ちの方が強いのかな。自分の嬉しさっていうよりも、親だったり、じいちゃんだったり、親族が浮かんだんですよね。ホントに「ありがとう」っていう気持ちが。ここまで来れた自分を作ってくれた家族に対しての感謝の気持ちが最初に出てきたかな。だから、初めて親孝行だったり、じいちゃんばあちゃん孝行だったりが出来るなと思いましたね。
―― 兼続のピュアな部分が出てくると思いますが、演じられてみて、キャラクターをどう捉えていますか?
純粋な姿というか、そういうものが兼続らしさだと思うので、自分自身に嘘がないようにしています。役に対しても真摯な姿勢というか誠実に向き合って、あまり役としてああしようこうしようと決めずに毎日を柔軟な姿勢を保ち、兼続と向き合いながら一緒にお芝居している感じですかね。
―― 兼続を演じるに当たって何か調べたりは?
一番最初は「天地人」の原作を読んだんですけど、その後は「直江兼続のすべて」とか、いろいろ本をもらったりして、それを読んだりしましたね。元々、時代劇だけじゃなく、どの役に対しても心から入っていきたいタイプなので、米沢にお墓があったりだとか、米沢には兼続の資料とかが多いので、ぜひ行かないといけないなと思って、家族と米沢に行って、いろんなものを見てきました。
―― 印象に残っているのは?
やはりお墓ですね。勝手な僕の思い込みだと思うんですけど、何かこう温かい空気があったなって思いますね。一歩入るところが階段になっていて、そこを入る瞬間に暖かい風が来たような、そういう印象を受けました。それで、「これから1年間、直江兼続様をやらせていただきます。よろしくお願いします」と、頭を下げてきました。
―― 「誠実」がキーワードだと思いますが、ある意味、非情にならないといけないところも出てくると思いますが・・・。
特に御館の乱の部分が、人ゆえの強さもあるけれども、弱さも描かなくてはいけないと思うし、人を殺めることについて兼続は思い悩む姿が大切になってくると思います。これから、僕自身も「命」という普遍的な題材と向き合いながら、成長していけたらと思いますね。

