職場で使える!お互いを活かす上下関係のススメ

「パズル」ヒロイン・石原さとみさんに番組の見どころを聞く!

―― 逆に、苦手なタイプの先生はいましたか?

石原さとみ

学生時代には気付かなかったけど、今では「ああ、いい先生だったな」とか「もっと頑張っておけば良かったな」と思うことがたくさんありますね。だから、あの時は苦手だと思っていた先生も実はいい先生だったと今では思っています。

―― 今だから分かる良さがあるんですね。

学生時代は、生徒たちに好かれていて仲がいい先生というのは、やっぱり面白かったり、フランクに話しかけられるオーラを放っていたり、ダジャレを言えたり、授業に対して堅くない先生だったりするじゃないですか。だけど、成長した今思うと、「ああ、あの先生ともっと話しておけば良かったな」とか、「あの時に言ってくれていたことを、ちゃんと聞いておけば良かったな」と思うことがあるんですね。とても重要なことを教えてくれてたのに、そのときの自分に響いていなかったということは、とても後悔するところですよね。

―― 上下関係のようなもので苦労したことは?

中学校のときはテニス部に入っていたんです。入学したての部活発表会のときのテニス部がすごく輝いて見えたんですよ。「ああ、こんなスコートを穿いてテニスができるんだ」なんて思っていたら、1年生のうちは球拾いばっかりで。球拾いネット打ち・球拾いネット打ち、みたいな。あとは冬場にコートが凍っていたらお湯を沸かして溶かしたりとか・・・、雑用ばっかりで。でも先輩のようになりたくて必死で頑張りました。後輩たちが入ってきたときは、仲良く、でもメリハリを付けて接しましたね。3年間のテニス部生活は、忘れられない青春の思い出です。

―― 仕事上での先輩・後輩関係はどんな感じですか?

第27回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリの賞をいただいたその日に、ホリプロのタレントさんがたくさん集まって「ホリプロ夏祭り」が行われたんです。「今回のグランプリはこの子です」と紹介してくれるコーナーもある、大きなイベントで。そのとき、緊張していたわたしに、1年前にグランプリを受賞した先輩の浜口順子さんが、すごく気さくに話しかけてくださったんです。「白のワンピースわたしも着てたんだ。もしかして、白のワンピースはグランプリの子が着るものなのかもしれないね」と話してくださったことを今でもおぼえています。

―― 緊張していた心がほぐれたんですね。

はい。そういう言葉ひとつひとつがすごく嬉しくて。浜口さんに「ありがとうございます」と言ったら、「いや、わたしも去年、先輩が話しかけてくれてすごく嬉しかったから」と言っていたんですね。そんな浜口さんを見て、わたしも後輩ができたらそうしてあげよう、と思ったし、その一言でホリプロという事務所のアットホームな感じがすごくわかりましたね。