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相手を不快にさせず、自分の意見を通すビジネス術を富田隆先生に聞く!
こんなときは何て言えばいいの? 困った事態を乗り切る方法8
ケース(3)
仕事熱心だが完全に空回りしている部下。どう注意すればよい?

空回りしている人というのは、意外と周りに認められていないもの。ですから、一生懸命やっていて素晴らしい、羨ましい、とまずその熱血ぶりを認めてあげることが必要です。でないと、このタイプの人はそのうち「僕のいるところじゃない」などと言い始める可能性が高いです。そして次の段階は、それが実を結ぶような方向に持っていってあげること。情熱を持っている人というのは、とかく素晴らしいことをやりたいと望むばかりで、地道な部分をおろそかにしがちです。ただ、最初から会社の命運をかけた仕事を任せられるわけではありませんから、最初はルーティンワークをこなすことをきちっとやらせるしかない。
それには、その価値をどうやって理解してもらうかがカギとなります。一つには、その人の夢を熱く語らせ、それを実現していくために、今の現場で自分ができることは?という方向に持っていく。そうすれば、基礎的なことの必要性に気付き、エネルギーも自然とそこへ向かうはずです。もともと熱い人ですから、今自分がやっていることに意味があると本人が納得し、ベーシックな仕事をいろいろと身につければ、いずれは有力な戦力となること間違いなしです。

