職場で使える!お互いを活かす上下関係のススメ

相手を不快にさせず、自分の意見を通すビジネス術を富田隆先生に聞く!

こんなときは何て言えばいいの? 困った事態を乗り切る方法8

ケース(2)

ミスを指摘するとあからさまに嫌な顔をする部下。上手な注意の仕方は?

行為や選択肢そのものなど、具体的な物事に限って指摘するべきです。‘罪を憎んで人を憎まず’ということわざのごとく、行為の主体者を責めるのではなく、行った行為そのものを注意しましょう。また、その行為に対して、良いとか悪いとか、価値観が伴うような言い方もNGです。なぜなら、相手は良かれと思ってやる場合がほとんどですからね。

つまり、物事・出来事に対してのみ「これはこうやった方が良かったんじゃないか」「このまま続けるとこんな結果になってしまうよ」と、善悪をつけることなく、ハッキリと言ったほうが良いと思います。また、こういうやり方があるよ、という選択肢のヒントをつけてあげるのも良いでしょう。もちろん、自分のキャリアだけでものを言うのがキツイ場合もあるでしょうから、そういうときは「部長の●●さんはこんな風にしていたみたいだよ」とほかの人の具体例でも構いません。役に立ちそうな情報を何かしらアドバイスしてあげましょう。