- MSNテレビ番組
- お互いを活かす上下関係のススメ
- 自分の意見を通すビジネス術
PR
相手を不快にさせず、自分の意見を通すビジネス術を富田隆先生に聞く!
「頑固な上司を納得させるには?」「クライアントを怒らせることなく依頼を断る方法は?」 心理学者の富田隆先生に、上司や部下を不快にさせない言葉の選び方など、職場で良好な人間関係を築くためのヒントを教えてもらいました。きっと、あらゆるビジネスシーンで役に立つこと間違いなしです!
こんなときは何て言えばいいの? 困った事態を乗り切る方法8
ケース(1)
どうしても意見を変えない人を説得するにはどうしたらいい?
<頑固なワンマン社長の場合>
相手がいくら頑固でも、総論や大雑把な方向性で賛成である可能性は高い。ならば、まずは共通基盤を作りましょう。例えば「A社と契約を結ぶ件に関しては賛成なんですよね?」と。そこを押さえたうえで反対されているならば、「私はこのようにしたいと思うのですが、社長はどのようなプランをお持ちですか?」と、相手に具体案を提案させればいいんです。そしてそこに接点さえ見つかれば、新たな切り口となるわけです。
ただ、会議でこれをやるのでは遅いので、独裁者的な上司を説得する場合には、やはり普段からコミュニケーションを取っておく必要があります。相手の考え方や好みはもちろん、どういうやり方でこれまで成功してきたのかということを、こちらは知らなければいけないのです。頭のいい若い方は、つい自分から提案したがる。もちろんそれも良いことですが、相手からのボールを受けなければ、相手もこちらのボールは受けてくれません。ですから、まずは聞き役に徹し、相手の意見を普段からよく聞いて自分なりに咀嚼し、さらに質問を投げ返すくらいの接し方をすること。そうすれば見込みがあると思われるし、耳を傾けてみようという気持ちになる。いずれにしても、相手と意見がぶつかり合ってしまったときは、その共通点まで一度戻るということが基本です。
<直属の上司の場合>

みんなが議論をしている時点で、すでに共通基盤はあるわけですから、こちらは具体論で責めましょう。ただし、「そういう考え方は古い」「一般的にはこういうやり方が正しい」などという説得の仕方は、かえって逆効果です。一般論を述べると相手は硬化してしまうので、より具体的な話で切り崩すのがベター。「おっしゃることは分かりますが、例えばこういう方法でやってみたらどうでしょう。何か問題はありますか?」という具体的なプランを出せば、「こうした方がいいんじゃないの」と、相手も必ず土俵に乗っかってきますから、揉んでいるうちにどこかで妥協点を見つけることができます。

