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中田英寿、環境・貧困問題の深刻さを実感

 6月2日放送、日本テレビ系「中田英寿 僕が見た、この地球。」(後9・30)は、サッカー元日本代表・中田英寿氏が世界各国を訪れた旅に密着したドキュメンタリー。

 一昨年のサッカーW杯を最後に現役を引退した中田氏が、この2年間で訪れた地は、60カ国以上、150都市を超える。行く先々で誰もがサッカーを楽しんでおり、言葉が全く通じなくても、1つのボールをけり合うことで互いの理解が深まることが多々あったという中田氏は、あらためてサッカーの影響力の大きさに驚いた。

 コンゴ(旧ザイール)では内戦で家を追われた避難民のキャンプを訪ね、タンザニアではマラリアが多くの子供たちの命を奪う現状を目の当たりにし、生活環境や社会環境の大切さにも気付いたという。

 帰国後、中田氏は環境問題や貧困問題に対し、「なにかできること、ひとつ」を合言葉に啓発活動を行うプロジェクトを立ち上げ、ひとりひとりが地球の未来のために行動を起こすきっかけづくりを目的にした「+1」(プラスワン)キャンペーンを展開。その一環として、日本と各国の選手によるサッカーの親善試合を日本で開催することを決めた。

 制作スタッフは昨秋のブータン訪問から同行取材を開始。千葉知紀プロデューサーは「中田さんの旅の目的は世界中の人々と出会うこと。訪れた国や都市の光と影を見て、彼が何を思い、何を感じたのかを伝えます。現役時代には見られなかった中田さんの素顔や地球上で起きている現実を多くの視聴者に知ってほしいです」と話している。

(2008年5月27日更新)

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