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TVコラム

ダンカンの真空管TV

2009年4月27日更新

Vol.119
まあその・・・モノマネっていうものはまあその・・・

 モノマネはあいかわらず人気があるけど、その理由は、簡単明瞭モノマネ芸人たちが、「うまい!」「似てる!」以外何もないのだよね。

 先日、モノマネのホリ君の芸を目の前1メートル以内の距離で拝見させてもらったのだが、キムタクにせよ、ユースケ・サンタマリアにせよ、テリー伊藤さんにせよ、ホントにうまい!! ソックリ!! うまい、ソックリということではコラムを書く者として表現のレベルが低過ぎるのは承知していますが、だってソックリなんだもん・・・不思議なのは、ある有名人のモノマネをしていると顔まで似て見えてきて、そんなことないのに半分くらい本物じゃないの? という錯覚に落ち入ってしまうんだからおそれいってしまったのだ。

 でも、面白いのは、多くのモノマネ芸人同様たけしさんのモノマネは、松村邦洋のたけしさんのモノマネのモノマネであったのだ。

 しかし、モノマネ芸人というのは相当数も多いだろうし、ホリ君のテリーさんの様に誰を真似るか? という嗅覚も多いに大事なのだろうね・・・。そういう意味では、松村の掛布さんなんてのはヒジョ~にこの、いいところに目を付けたと感心する一方、元広島の達川さんの「あのね、あのね、達川だけどあのね・・・」というのはいかがなものなんでしょう?

ダンカンの真空管TV

 ところで、モノマネというのは素人でも出来るものなんですか? 良く耳にするところによれば、「耳がいいか悪いか」で上手い下手に別れそうですが、(一応述べておきますが耳が中耳炎で聴こえにくいなどという悪いじゃありませんから)実際の所、医学的にはどうなんでしょう? もし、そういうことなら耳鼻科で検査してもらい、自分の子供が耳がいいようなら、モノマネ芸人としての道を歩ませる親も出て来そうな気もするのですけど・・・。

 それにしても、俺自身はモノマネは一切やらないというか、挑戦した記憶がないんです・・・。何んでだろう? 子供の頃は、誰もがやるように「コンバンハ森進一です」とクシャミ顔でやったり、「まあその・・・日本列島改造をまあその・・・」と田中角栄総理のモノマネ、あるいはアゴをつき出して「何んだこの野郎」とアントニオ猪木さんのモノマネ(当時は1・2・3ダーはまだなかった)をしまくっていたはずなのに・・・。

 ま、いいか「ダンカンバカ野郎!!」というたけしさんのモノマネが日本中にとび交ってるし・・・。

ダンカン

ダンカン
1959(昭和34)年、埼玉県生まれ。落語家を志し、立川流に入門するも、その後TVの世界へ。ビートたけしの下で、たけし軍団の一員として活躍する。タレントとしての活躍に加えて、’98年には映画「生きない」で脚本・主演。’05年「七人の弔」では監督にも挑戦し、高い評価を得る。ほか、執筆や構成作家としても活躍中。大の阪神タイガースファンとしても知られている。
公式HP http://www008.upp.so-net.ne.jp/dankan/