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TVコラム

ダンカンの真空管TV

2009年4月6日更新

Vol.116
インドカレーより辛口の自分の発言に気まずさの香辛料がプンプン・・・

 何ともバツが悪いというか・・・気まずいというか・・・いや、そうじゃないんだ! きっとこれは、松尾貴史くんのギャグ、いや話芸にまんまとはまった(はまってやった)ということにしておこう・・・。

 某雑誌の企画で、松尾貴史くんと対談をした俺なのだ。

 まあ、対談自体はお互い50歳といういい大人のはずなのに決して物事を正面から見ず、斜めやら後ろ、さらには底から見るような2人なので、マニアの方ならそこそこうなずける話になったと思うのだが・・・。それはさておき、問題は、対談中の俺の発言なのだ。

 「ダンカンさんは、お店出すとか? サイドビジネスはやらないんですか?」という問いかけに「ウウン、興味ないんだよね、商才あるとも思えないしアハハ・・・」とさり気なく答えておけばいいものを、得意満面で思い切り言い切っちゃったんだよね「やらない!! だってホラ、(ビート)たけしさんも言うんだけど俺たちは、仕事自体が賭け、ギャンブルな訳じゃない、それを店出したりしてそっちに運をもってかれたりしたら本末転倒じゃない!! いや、だけど世の中にはまったく別の考え方をする人もいてさあ、例えばシティボーイズの斉木さん、あの人ありとあらゆるギャンブルをやってるんだけど、ある時俺に言ったんだよね、なあダンカン『運』てのはさ、雪玉と同じなんだよ。転がり始めたらドンドン大きくなるんだよ。だから、何でも賭け続けなくちゃ!! でも、その斉木さんが大きな雪玉を手にしたって話聞かないもんねえ、やっぱり店なんかやらない方がいいよ、余程ビッグになって余裕があるなら別だろうけどさ」と。

 そんなこんなで対談はなごやかなムードで終了したのだった。

ダンカンの真空管TV

 ところが、さあ全てが終了して帰りましょうというその時、「あ、そうだ、ダンカンさん名刺もらって下さいよ、いや、この対談の前に出来上がって来た出来たてのホヤホヤなんです」と手渡された名刺を見て俺の目はガビ~ン!! と飛び出したのだ。そこには、何と『PANNYA CAFE CURRY』(象形文字の様な店名は読めません、写真を見て下さい)の文字が・・・。そして、「下北沢でカレー屋始めたんです、1日30食限定ですけど」の言葉。え~っ、そうなの、だったら、そういうの初めに言ってくれる・・・まいったなぁ・・・。て、こともあったけど北沢3の23の23にあるカレー屋さんを一度のぞいてみて下さい・・・です。

ダンカン

ダンカン
1959(昭和34)年、埼玉県生まれ。落語家を志し、立川流に入門するも、その後TVの世界へ。ビートたけしの下で、たけし軍団の一員として活躍する。タレントとしての活躍に加えて、’98年には映画「生きない」で脚本・主演。’05年「七人の弔」では監督にも挑戦し、高い評価を得る。ほか、執筆や構成作家としても活躍中。大の阪神タイガースファンとしても知られている。
公式HP http://www008.upp.so-net.ne.jp/dankan/