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TVコラム

ダンカンの真空管TV

2009年3月30日更新

Vol.115
♪さかなさかなさかな~さかなを舐めると・・・かなり立派だったりするのよ!!

 さかなクンに偶然バッタリ会ったのだ。

 飲み屋で、仕事の打合せをしていたら、俺の背中合わせの席で、やたらカン高い声で楽し気にキャハキャハ話している者がいたので、振り向いたら頭に魚を乗せたさかなクンがそこにいた。(イヤ、プライベートからあの帽子をかぶっているとはおそれいったのだ)
 一応ギャグで「こっちは仕事の話してんのに、あまり楽しそうにしてると塩焼きにしちまうがんな!!」と言っておいたけど、終始平身低頭、さかなクンは、フグみたいな毒のない、イイさかなクンだったのだ。

 さかなクンは、小さい頃から図鑑を見たりするのが好きだったというので、俺も早速さかなクンについて、少しばかり調べてみたのだ。

 すると、ちょっと面白い発見をしたのである。さかなクンは、高校卒業後、東京水産大学(現、東京海洋大学)を目指したそうだが、その願いは残念ながらかなわず、その結果、入学したのは日本動植物専門学校(現在廃校)えーっ!! 動物に植物「魚、関係ないじゃ~ん!!」と思わず笑ってしまいました。

ダンカンの真空管TV

 それでも、当時の彼は、動物や食物より魚類を愛してやまなかったのでしょうね? だってホラ、もし、動物や植物の方を心から好きになってしまっていたら、今頃、さかなクンじゃなくて『サファリパークン』や『植木クン』なんかになっていたかも知れないじゃないですか、もし、植木だったりするとシンボルマークの魚の帽子じゃなくて、頭の上に松の盆栽などの帽子を乗せていたかも知れないじゃないですか? 魚の代わりに松、それじゃ、ちょっと人気出なかったと思うんだけどなあ・・・。

 それはさておき、さかなクンは、その魚に関する知識を十二分に発揮して、東京海洋大学の客員准教員とか、水産庁水産対策審議会特別委員などというかなり立派な活動をしているのだ。生徒に教えるということは、相当の知識だろうし、それだけコツコツと努力しているのだろうし、これこそまさしく『好きこそものの上手なり』の見本だなあ・・・とやたら感心してしまったのだ。

 しかし、芸能界デブタレントやオバカキャラなど色々な分野があるけど、魚というのはいいところに目をつけた(別に狙った訳じゃないだろうけど)ものである。

 よし、こーなったら俺も柳の下の2匹目のドジョウで『野菜クン』あたりいってみるとしますか!?

ダンカン

ダンカン
1959(昭和34)年、埼玉県生まれ。落語家を志し、立川流に入門するも、その後TVの世界へ。ビートたけしの下で、たけし軍団の一員として活躍する。タレントとしての活躍に加えて、’98年には映画「生きない」で脚本・主演。’05年「七人の弔」では監督にも挑戦し、高い評価を得る。ほか、執筆や構成作家としても活躍中。大の阪神タイガースファンとしても知られている。
公式HP http://www008.upp.so-net.ne.jp/dankan/