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TVコラム

ダンカンの真空管TV

2008年12月29日更新

Vol.102
噂の女は♪ 噂を信じちゃいけないよ~ by山本リンダなのです

 えーっ? この女の人が? そう初対面の人なら誰もが口を揃えて首をかしげるのではないだろうか・・・。でも、そうこの穏やかそうな、ちょっぴりおばさんの入ったこのお姉さまこそが、かつてスキャンダル雑誌『噂の真相』の編集者として、某大物作家の記事をめぐり東京地検特捜部に雑誌界初の名誉毀損罪で刑事告訴され、2005年に懲役5ヵ月執行猶予2年の有罪判決をかっくらった神林広恵姉さんその人なのだ。

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 その有罪までの神林さん側の一部始終、噂の真相の社内の真相、そして20代から30代の女性として華やかな時間をスキャンダル雑誌(こういうと聞こえが悪いが、怪し気な憶測記事もあったのは知っているが、真実もしくは真実に限りなく近いモノも数多くあった)の編集に捧げた女の生き方(?)が一冊の文庫本となったのだ。それが、『噂の女』(幻冬舎アウトロー文庫)なのである。

 これは、決して小説やドラマではなく、ひとりの女性編集者とそれを圧力(?)で封じ込めようとする者や社会との戦いの記録なのだ。

 だからといって、判決に対してどーのこーの言うつもりはないが、読み物として実にスキャンダラスに面白いので、機会があったら手にとってみて下さいなのだ。

 しかし、神林さん自身は、その事件を現在をどう受け止めているのだろう? 部分部分ではその当時の話が出るが、その様子からさほど激昴今だ収まらず!! という気配もないし、せいぜい「裁判の最中に、眠ってる裁判官がいたんですよ~。それって腹立つでしょう!!」と半ば笑い話で述べるくらいなのだ。

 でも、もしかするとあの穏やかな笑顔は世をあざむくために作った顔で、火山に休火山があるように、いつの日か自分をひどい目に合わせた者たちへの復讐をはたすべく、グツグツと怨念のマグマを腹の底で煮えたぎらしているのでは・・・とさえ逆に勘ぐりたくなる程、穏やかなんだよねえ・・・。先日の年末特番ロケ(MXテレビ『5時に夢中!』)では、何の疑いもなくセーラー服着てルンルンしてくれちゃったくらいなのだ。えっ、まさか、それも将来的に復讐事項のひとつに入ってたりして・・・ゾ~ッ!!

 いや、神林さんに限ってそんなことありません。ね、お姉さま!! だから、『噂の女』がベストセラーになったら、俺もその昔、フライデー事件で検察にお世話になったので、更上で『噂の男』を出版させて下さ~い!!

ダンカン

ダンカン
1959(昭和34)年、埼玉県生まれ。落語家を志し、立川流に入門するも、その後TVの世界へ。ビートたけしの下で、たけし軍団の一員として活躍する。タレントとしての活躍に加えて、’98年には映画「生きない」で脚本・主演。’05年「七人の弔」では監督にも挑戦し、高い評価を得る。ほか、執筆や構成作家としても活躍中。大の阪神タイガースファンとしても知られている。
公式HP http://www008.upp.so-net.ne.jp/dankan/